yuupytanの日々是好日〜絵と詩とお茶と、至福の時間

何気ない日常のなかに、ハッとするような発見があること。癒しや気付きをくれる日々に感謝して、感じたままを綴ります。

大輪の菊が、語りかけてくる。

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菊の花弁の集合体は、

まるで、細胞分裂のよう。

秩序がないようで、あるような。
調和であるような、混沌であるような。

そんな朱と黄の大舞台。

人生に、大輪を…。





とある場所に、
大輪で1輪ずつの菊の鉢、がいくつも並んでいました。

ひとつだけ目を惹いたのが、

この朱と黄のミックスされたもの。


黄金に輝く「それ」は、
他の1色のものとは明らかに違う
存在感で、
そこに佇んでいました。

それはそれは、
異才を放っていました。

私を見て!と言わんばかり。


一目見た時から、
描きたい衝動が抑えられず、

半ば無謀な(自分との)闘いになるだろうな、
と思いながらも、

鉛筆を走らせてみました。


実際に描いてみると、

花びらの膨らみ、を表現することに
夢中になり、

そのために、
奥行き、
を描くことがメインになりました。


人生も、層になっていますね。
陽の背景には必ず陰があって、
陰陽が断層になっていて…。


うまく描けたかどうか、
2次元に再現できたかどうか、

は、わかりませんが、


言いたいことはわかる、

そんなものに、なっていたらな〜(笑)






絵を描いてると、
あっという間に時間が過ぎ、

1時間が、1分にも感じられて…。

ただひたすら、鉛筆と消しゴムを動かし続けて、
時間を忘れて集中する。
ある意味、瞑想状態に。

そのあとにくる、心地よい疲労感が、

自分へのご褒美。



お気に入りのカフェで…。
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